2021年8月発売の「赤ちゃんが欲しい P98、99」に掲載されました。
今回の内容は、『働く女性はストレス=「気逆」の改善を! 漢方で体のめぐりをよくしましょう』
「働きながら妊活する女性がふえていますが、通院が大変だったり、職場の理解が少なく、休みを取りにくいなど、ストレスを抱えているかたも多いと思います。しかし、そのストレスは妊娠の大敵なんです」
「妊娠に対するストレスの影響を西洋医学的にみると、まずストレスを受けると脳から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(別名ストレスホルモン)が分泌されます。卵巣の中にある卵は、脳からの分泌されたFSHやLHというホルモンによって発育・成熟していきますが、ストレスホルモンは、FSHやLHを放出するホルモンを抑制してしまいます。一方、漢方的にみると、ストレスを受けると体は緊張し、筋肉が無意識のうちに収縮します。子宮も筋肉でできていますから、緊張すると子宮や卵巣への血のめぐりが悪くなり、結果として卵の成長 や、子宮内膜の厚みなどにも影響が出てくるのです。漢方ではこのようなストレを受けた状態を「気逆」、子宮や卵巣に血がめぐらない状態を「於血」といい、不妊の原因とえます」
収録ではとても緊張いたしましたが、赤ちゃんが欲しいのスタッフがとても良い雰囲気を作ってくれました。良い内容に仕上がりましたので是非書店でお求めください。